原発性肺症(原発性肺高血圧症)効果のある桃核承気湯

桃核承気湯とは、東洋医学でいう漢方薬の一種で、軽い症状であればほてりやのぼせ、熱症状や便秘、生理不順に痔など幅広い症状に効果をもたらすと言われています。
また、炎症性の血流障害があるすべての症状に効果があると言われ、原発性肺症(原発性肺高血圧症等の肺の症状)にも効果が出ると言われます。
桃核承気湯には、「桃仁」と言われるバラ科の桃の種子や「大黄 」と言われるタデ科の根茎、「桂皮」と言われるクスノキ科のケイの若枝や樹皮などほかにも様々な植物の有効成分が入っており、症状の鎮静化に効果を発揮します。
桃核承気湯が原発性肺症(原発性肺高血圧症等の肺の症状)に効果があると考えられることに、この薬が持つ薬効のメカニズムにあり、この薬の中に含まれる桃仁と大黄がうっ血などの症状を改善する役割を果たし、熱の邪気とオ血を取り除きます。
また、含まれる成分い桂皮があり、この成分の効能により血管を拡張させ、血流を改善します。
原発性肺症(原発性肺高血圧症)とは、心臓から肺に血液を送る肺動脈が狭窄し、同時に血液が通りにくくなって持続的に肺動脈の血圧が高くなる病態を言います。
この病気は遺伝的要素が高いと言われ、免疫異常などが要因となっていることもあります。
また、何らかの環境要因から肺の血管攣縮が起こり血液が流れにくくなることがあります。
桃核承気湯は漢方薬であることから即効性が無いにせよ、中長期としてこれを服用することで改善が期待でき、また西洋医学で用いられる化学薬品に比べて副作用の懸念が低いことと、体質改善の効果もあると言われています。
ただ、漢方薬にも副作用は存在し、アレルギーを引き起こすことがありますので、服用の際は医師や薬剤師の指導のもと正しい服用方法で取り扱わなければいけません。